「B-CASのセキュリティ突破、有料放送見放題」報道を受けて、ICカードリーダーの価格が6倍以上に暴騰

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すべてのBSデジタル放送および110°CSデジタル放送の有料放送が見放題になる「BLACKCASカード」が発売されるなど、今年に入ってB-CASのセキュリティが突破されたと思われる自体が相次ぐ中、ついには誰もがB-CASカードのセキュリティを突破できる事態となり、それを報じた毎日新聞の記事がYahoo!ニュースにピックアップされ、一気に日本中に広まったわけですが、B-CASカードの書き換えに必要なICカードリーダーが暴騰していることが明らかになりました。

詳細は以下の通り。



価格.com - NTTコミュニケーションズ SCR3310 価格比較

大手価格情報サイト「価格.com」によると、2012年5月22日16:30現在、NTTコミュニケーションズのICカードリーダー「SCR3310」が7780円で販売されています。

過去3ヶ月間の価格変動グラフ。本体価格は1900円程度で安定していましたが、毎日新聞のB-CAS報道が行われた5月19日以降、4倍にあたる7780円にまで急騰。


さらに大手通販サイト「Amazon.co.jp」でも品切れとなり、マーケットプレイスでは「価格.com」での最安値の6倍以上となる1万2800円で出品されています。

Amazon.co.jp: NTT-ME SCR3310-NTTCom: パソコン・周辺機器

ちなみにB-CASカードの書き換えについてはスカパーJSATホールディングス社が公式見解を発表しており、「一連の行為は、有料多チャンネル放送全体の健全な普及拡大に大きな悪影響を与えかねず、看過できない」とした上で、「スカパー!e2」の不正視聴行為については、損害賠償請求を含めた法的措置を検討していることを表明しています。

(PDFファイル)B-CAS カードに関わる一部報道等に関して

1.現在、インターネット上の掲示板型サイト等において、有料放送の不正視聴につながる、B-CASカードの改ざん方法及び改ざん行為の報告が継続的に投稿されていることは認識している。
2.当該一連の行為は、有料多チャンネル放送全体の健全な普及拡大に大きな悪影響を与えかねず、看過できない。
3.本件については、カードの所有権者である株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS 社)より報告を受けており、同社にも厳正な対応を要請している。
4.当社の有料放送サービス「スカパー!e2」の不正視聴行為については、損害賠償請求を含めた法的措置を検討している。
5.技術的対応については、B-CAS 社に検討を依頼している。


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