任天堂が次世代携帯ゲーム機の構想に着手していることが明らかになりました。また、日本経済新聞社の報道で注目を集めた「ニンテンドー3DS LL」の登場については否定しています。
Nintendo Working on Future Handheld Generation - IGN
海外の大手ゲームサイト「IGN」によると、「ニンテンドーDS」「ニンテンドーDS Lite」「ニンテンドーDSi」「ニンテンドーDSi LL(海外ではXL)」のように、任天堂は過去20年にわたって、ゲーム機の寿命を延ばすためにマイナーチェンジを繰り返してきましたが、ニンテンドー3DSについては異なる道を歩むことになるそうです。
これは同サイトが任天堂の宮本茂氏に対して行ったインタビューによって明らかになったもので、宮本氏は「私は非常にニンテンドー3DSのハードウェアに対して満足しており、現行モデルは現世代では最も良いものであると感じている」とコメントし、マイナーチェンジ版については消極的であることを表明。
その上で日本経済新聞社が報じた「ニンテンドー3DS LL」にあたるモデルや、それに類するモデルの登場についての質問に対して「我々が今考えていることは、おそらく次世代携帯ゲーム機のためのものになるだろう」と回答しています。
しかし宮本氏は同時に「現行モデル(ニンテンドー3DS)にできることはまだまだたくさんある」ということを強調しているため、以下の任天堂製携帯ゲーム機のモデルチェンジの歴史と合わせて考えても、当面は次世代機が発売されるようなことはなく、現行機を重視した展開が続くことになりそうです。
・1989年
ゲームボーイ
・1998年
ゲームボーイカラー
・2001年
ゲームボーイアドバンス
・2004年
ニンテンドーDS
・2011年
ニンテンドー3DS
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