「7.85インチiPad(仮)」はすでに製造開始、価格は3万円を切る見込み



かねてからウワサがあったものの、スティーブ・ジョブズ自らが完全否定するなどしていた小型iPadがすでに製造開始されていることが明らかになりました。

価格は3万円を切る見込みで、おそらく今秋登場するであろう新型iPhone 5(仮)と合わせて大きな存在感を発揮しそうです。



Supply volume of 7.85-inch iPad to reach 4 million units starting in September

AcerやASUSといった大手パソコンメーカー、そしてApple製品をはじめとする各社の電子製品の製造を請け負う世界最大規模の受託生産メーカー「Foxconn」を抱える台湾のIT系ニュースサイト「DIGITIMES」が報じたところによると、小型iPadの生産が6月から開始されていることを業界関係者が明かしたそうです。

新たに登場する小型iPadはiPad 2と同じ解像度(1024×768)の7.85インチディスプレイと薄いフレームを兼ね備えたモデルになるとされており、10月に発売される見込み。6月時点では千数百台規模の少数生産にとどまっていましたが、9月からは年末商戦を見据えて生産台数を月あたり400万台に引き上げるとのこと。

なお、Amazonの「Kindle Fire」やGoogleの「Nexus 7」が199ドル(約1万5700円)で販売されており、マイクロソフトのWindows RTタブレット「Surface」も追従するのではないかと報じられていますが、業界関係者は小型iPadの販売価格は他社より100ドル高い299ドル(約2万3700円)になると言及しています。

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