Appleが素材を変えた「廉価版iPhone」の発売を検討していることを以前BUZZAPでお伝えしましたが、いずれも現行のiPhone 5と同じ4インチ液晶を搭載する見通しであることが明らかになりました。
また、一部でウワサされている大画面版についても触れられています。
Apple to release two 4-inch iPhones featuring in-cell touch in 2013, say sources
台湾のIT系ニュースサイト「DIGITIMES」が報じたところによると、Appleは2013年に現在のiPhone 5の後継機種にあたるモデルと、ミドルレンジ層を求めるユーザー向けの廉価版にあたるモデルの2機種のiPhoneを発売する予定であることを業界関係者が明かしたそうです。
また、すでに発売されているiPhone 5同様、いずれのモデルにもタッチパネル機能を液晶に組み込むことで従来よりもさらに見やすく、スマートフォンの薄型化にもつながる「インセル方式」の4インチ液晶を搭載する方針とのこと。
ただし昨年ディスプレイの製造を請け負う各社が苦戦していることが報じられたように、インセル方式のタッチパネルは生産の難しさから歩留まり(生産された製品全体に対しての良品の割合)が良くなく、廉価版への搭載が見送られる可能性も示唆されています。
Rumor: Apple to debut 4.8" 'iPhone Math' device alongside next-gen iPhone in June
なお、廉価版iPhoneについては「従来よりも大画面になる」という情報が流れていたほか、先日も4.8インチの大画面液晶を搭載した「iPhone Math」と呼ばれるモデルが登場するのではないか……といった報道が行われるなど、「大画面のiPhone」についても気になるところですが、開発していることは事実であるものの、年内に発売される予定ではないと関係者はコメントしています。
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