2012年はAndroidのシェアが7割に拡大、Windows PhoneやBlackberryは壊滅的に



Androidがスマートフォンで大半のシェアを握って久しい昨今ですが、さらにシェアが拡大したことが明らかになりました。

その一方でWindows PhoneやBlackberryなど、一定の存在感を発揮していたOSが圧倒的に落ち込んでいます。



Android and Apple iOS Capture a Record 92 Percent Share of Global Smartphone Shipments in Q4 2012

調査会社STRATEGY ANALYTICSがまとめたスマートフォンの出荷状況によると、2011年の出荷台数が約4億9050万台であったのに対して、2012年は約7億10万台を記録したそうです。ただし北米や西欧といった先進地域では市場が成熟しつつあり、伸び率は2011年から2012年に記録した64%から、43%に下落しています。

スマートフォン出荷台数。Androidが4億7900万台を出荷しています。


Androidが48.7%から68.4%に大きくシェアを伸ばしたほか、iPhoneは19.0%から19.4%に微増。そしてWindows PhoneやSymbian、Bada、Blackberryといった「その他のOS」を合計したシェアが32.3%から12.2%へと激減する事態に。


STRATEGY ANALYTICSはスマートフォン市場について「大衆向けのAndroid、プレミアム層向けのiPhone」といった構図になっているとした上で、Androidは今後、AppleだけでなくWindows PhoneやBlackberry、Firefox、TizenなどのOSからシェアを守るための戦いを繰り広げることになるとコメントしています。


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