NTTドコモが通話定額を導入へ、VoLTE活用で他社へも話し放題に

このエントリーをはてなブックマークに追加



NTTドコモが音声通話の定額サービスを導入する方針であることが明らかになりました。



ドコモ、音声通話に定額制 14年度メド月1000円軸  :日本経済新聞

日本経済新聞社の報道によると、NTTドコモは2014年をメドに新規発売するLTEスマートフォンから定額の音声通話を標準サービスにする検討をはじめたそうです。

これは回線交換方式で提供されている音声通話をパケット通信に置き換え、LTEネットワーク上で通話できるようにする「VoLTE」と呼ばれる技術を用いたもので、現行の3Gからより周波数効率の高いLTEへの移行を促すことが目的。

音声専用のネットワークを確保することでLINEなどよりも高音質・低遅延な通話を実現するほか、他社宛の通話も無料になるとされており、利用料金は1000円程度になる見通しです。

ちなみに2013年6月7日現在、携帯電話各社の通話定額サービスは以下。いずれもオプションですが、KDDIとソフトバンクモバイルは1~21時、ウィルコムとイー・モバイルは24時間の自社間通話が無料になる基本料金プランを提供しています。

NTTドコモ:Xiトーク24(自社間通話無料)
KDDI:au通話定額24(自社間通話無料)
ソフトバンクモバイル:24時間通話定額オプション(自社間通話無料)
ウィルコム:だれとでも定額(他社への10分以内の通話が月500回無料)
イー・モバイル:通話定額オプション(他社への10分以内の通話が月300回無料)


基本的に大手3社が提供しているのは自社内での通話が無料になるプランのみですが、NTTドコモが先駆けて提供することで他社が追従することも十分に考えられるVoLTE。

実現にあたってはLTEを現行の3Gのようにきめ細かく整備する必要があるため、基地局1台あたりのカバーエリアが広く、建物の中でもつながりやすい「プラチナバンドのLTE」を提供しているNTTドコモやKDDIが有利かもしれません。


・関連記事
KDDIも通話中データ通信対応か、CDMA2000を捨ててLTEに特化した携帯電話が登場へ | BUZZAP!(バザップ!)

見えてきたドコモ版iPhoneの実現、「ドコモのツートップ」戦略が意味するもの | BUZZAP!(バザップ!)

NTTドコモがLTE基地局を5万局に急拡大、下り最大150Mbpsサービスを最速で展開へ | BUZZAP!(バザップ!)

NTTドコモがiPhone 5やiPad miniを販売中であることが明らかに | BUZZAP!(バザップ!)

Xiフェムトセルやマルチバンド基地局など、NTTドコモのLTEエリア拡大の取り組みはこんな感じ | BUZZAP!(バザップ!)

NTTドコモが「Xi(LTE)」を利用した音声通話サービスを商用化へ | BUZZAP!(バザップ!)

このエントリーをはてなブックマークに追加