Googleと端末メーカーが手を組んで販売する、比較的安価なスマホ「Android One」の国内初モデルとして、ワイモバイルが「507SH」を発売することになりました。詳細は以下から。
ソフトバンクのプレスリリースによると、同社はワイモバイルの新商品カテゴリー「Android One」のスマホ「507SH」(シャープ製)を2016年7月下旬に発売するそうです。
Android One はGoogleが各国のメーカーと協力しスマートフォンを開発するプログラムで、現在世界21ヵ国以上で展開。Android Oneスマホでは常に最新OSを利用できるほか、最新のセキュリティー機能が自動アップデートで毎月提供されるため、セキュリティー面の心配をせずに安心して利用できるとされています。
また、「Google 音声検索」や「Google マップ」「YouTube」などの頻繁に利用されるGoogle標準アプリを中心に、必要とされるアプリだけを搭載しているため、従来のスマートフォンに比べて分かりやすく、使いやすいのも特徴。
507SH本体。5インチHD(1280×720)IGZO液晶にSnapdragon 617(1.5GHz×4、1.2GHz×4)、2GB RAM/16GB ROM、3010mAhバッテリーなどを搭載しており、約1310万画素背面カメラなどを搭載したモデルで、auから発売された「AQUOS U SHV35」と筐体はほぼ同じ。Android Oneシリーズとして開発された部分のみが異なります。
防水・防塵やワンセグに対応している点はもちろん、カラーバリエーションも同じ。ただしAQUOS U SHV35が下り最大225Mbps、のLTEと下り最大220MbpsのWiMAX 2+に対応しているのに対し、507SHはLTEとAXGP双方に対応しているものの、下り最大速度は187.5Mbpsとなっています。
日本市場でのニーズが高い機能を多く搭載しており、海外モデルがそのまま投入されるNexusシリーズなどに比べて、スマホ初心者でも取っ付きやすくなっているAndroid One。
国内初の端末がOSアップデートを提供しないことで知られるシャープから発売されることになったわけですが、ソフトバンクでは507SHのOSアップデートについて、「発売から18ヶ月間に最低1回以上のアップデートを保証」としたほか、セキュリティアップデートについては、発売から最低2年間の提供を保証するとしています。
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