KDDIが「au 5G」商用基地局設置、国内最多となる5万局以上を全国整備へ



「au 5G」商用サービスに向け、KDDIが基地局の設置をスタートしました。詳細は以下から。

KDDIのプレスリリースによると、同社は2019年9月30日に第5世代移動通信(5G) の基地局第1号を設置し、電波発射を開始させたそうです。


KDDIは国際的に利用が進む「3.7GHz帯」「28GHz帯」をフル活用。高齢化や労働人口の減少、地方の過疎化など社会が抱える課題の解決や、さまざまな産業の高度化などに取り組んでいくとしています。


なお、KDDIは2021年度に10622局、2023年度末までに国内最多となる53626局を全国に展開する予定。


プラチナバンドと異なり建物の中に浸透しづらい高周波数帯(3.7GHz帯、28GHz帯)を用いるため、全国整備には膨大な数の基地局の設置が必要となり、長期にわたる工事と多額の投資を伴う5G。

KDDIは効率的かつ早期に基地局整備をしていくため、既存の基地局設置場所を活用するほか、国際的に利用が進む周波数帯に対応した海外事業者の採用実績がある機器の活用はもちろん、事業者間でのインフラシェアリングなども推進していくとしています。

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