伝説のガラケー新機種「G’zOne TYPE-XX」をauが発売へ、タフネスの元祖・G-SHOCKケータイが20周年で奇跡の大復活

カシオが手がけていたG-SHOCKケータイこと「G’zOneシリーズ」が復活します!詳細は以下から。


KDDIのプレスリリースによると、同社は2021年11月以降、耐久性に優れたG’zOneシリーズの20周年記念モデル「G’zOne TYPE-XX」を発売するそうです。

au公式ページにはG’zOne TYPE-XXの特設サイトが早速オープンしており、気になる詳細をちょい見せ中。

カラーバリエーションは「リキッドグリーン」「ソリッドブラック」の2色となる予定です。

発売に寄せて、どのようなコンセプトで開発されたのかが記されています。「個性はそのまま、スペックを一新」という言葉には期待せざるを得ません。

ここでどうしても見逃せないのがG’zOneシリーズの歴史。卵形のロゴだったauブランド発足当時の2000年に初号機となる「G’zOne C303CA」が発売されました。

「学生さんはお金がない」「2位が世界を面白くする」などのCMが世間を賑わせてauの認知が上がってきた2001年に、ドコモのiモードメールを圧倒するezweb@mailに対応したモデルとして登場した「G’zOne C409CA」。

携帯電話でゲームなどをプレイできるEZアプリ対応の「G’zOne C452CA」

シリーズ初の折りたたみモデルとなった「G’zOne TYPE-R」

第3.5世代携帯電話「CDMA 1X WIN」に始めて対応した「G’zOne W42CA」

初のKCP+採用モデル「G’zOne W62CA」

スマホ黎明期の2009年にリリースされた「G’zOne CA002」。この年、発売元のカシオは日立と携帯電話事業を統合し、カシオ日立モバイルコミュニケーションズが生まれました。

10周年記念モデルとなった「G’zOne TYPE-X」はNECカシオモバイルコミュニケーションズが発足した2010年発売。いよいよ来年、auの3Gサービス終了で使えなくなってしまう機種ですが、今なお愛好者がいます。

初のスマホとなった「G’zOne IS11CA(2011年発売)」。車重3.5トンの「HUMMER H1」に踏まれても完全には壊れなかったというエピソード付きです。

最後のモデルとなった「G’z One Type-L CAL21(2012年発売)」は4G LTE対応に。まだまだスマホのスペックが低い時代の製品であったため、製品寿命は「G’zOne TYPE-X」よりも圧倒的に短くかったのが惜しまれる点です。

そして9年の沈黙を破り、いきなり発表された20周年モデル「G’zOne TYPE-XX」。4G LTEガラケーとして発売される予定です。

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