かねてから登場が予見されており、今か今かと待ち焦がれている人も多いであろうウィルコム初のAndroidスマートフォン「DIGNO DUAL WX04K」がいよいよウィルコムの2012年夏モデルとして正式発表されました。
まずは「DIGNO DUAL WX04K」本体のスペック。4インチWVGA(800×480)ディスプレイやルネサステクノロジのデュアルコアアプリケーションプロセッサ「R-Mobile APE5R(1.2GHz)」を搭載し、PHSの音声通話機能に加えて、下り最大21Mbpsの「ULTRA SPEED」に対応。約30万画素前面カメラ、ワンセグ、赤外線通信を備えた防水モデルで、OSのバーションはAndroid 2.3。後ほどAndroid 4.0へのアップデートも提供される予定です。
背面には約500万画素カメラ
microUSB端子やワンセグアンテナを搭載
ざっと触ってみたところ。
DIGNO DUAL WX04Kをざっと触ってみた - YouTube
また、3GとPHSの2つの電話番号を利用した通話が可能。他社携帯電話などへの10分以内の通話が月500回無料になる「だれとでも定額」を利用できるだけでなく、3G回線はソフトバンクモバイルのMVNO扱いとなるため、なんとソフトバンクモバイル本体からMNPを利用して乗り換えることもできます。
DIGNO DUAL WX04KはPHSからも3Gからも発信可能 - YouTube
カラーバリエーションは4色
DIGNO DUAL WX04Kのカラーバリエーションは4色 - YouTube
バッテリーはスマートフォンとしては一般的な容量となる1520mAhです。
1520mAhのバッテリーを備えたDIGNO DUAL WX04K - YouTube
SIMカードおよびmicroSDカードスロット
省電力機能を利用すれば待ち受け時間を大幅に伸ばすことも可能。
待ち受け時間を大きく延ばせるDIGNO DUAL WX04K - YouTube
また、「DIGNO DUAL WX04K」向けの新料金プラン「ウィルコムプランD」も6月21日から開始。利用料金は月額基本使用料980円、WEB接続料315円、3Gパケット定額5460円の月額6555円。期間限定でキャンペーンが実施され、だれとでも定額(月額980円)を追加料金不要で利用可能になります。
ちなみに「ウィルコムプランD」を利用するユーザーに対してはメールアドレスのドメイン名が「@wcm.ne.jp」となり、今までの「willcom.com」「pdx.ne.jp」「**.pdx.ne.jp」の継続利用ができなくなるとのこと。なお、3Gの電話番号については、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)の対象となっています。
WILLCOM|話し放題スマートフォン専用料金「ウィルコムプランD」の提供開始について -ウィルコムのスマートフォンで「だれとでも定額」が使えるプラン登場-
Android 4.0へのアップデート対応に加え、下り最大21Mbps通信機能やデュアルコアCPUを備えるなど、なかなか悪くないスペックとなった「DIGNO DUAL WX04K」。ウィルコムのW-ZERO3シリーズのラストを飾った「HYBRID W-ZERO3」があまり快適に動作するモデルでなかっただけに、喜びもひとしおというユーザーもいるのではないでしょうか。
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