ソフトバンクが2015年冬モデル~2016年春モデルを発表しました。詳細は以下から。
◆速報、レビュー記事
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◆発表会の様子
いよいよ発表会がスタート。iPhone 6s/6s Plusの好調っぷりをアピールする宮内社長。
話題はネットワークに。ようやくLTEの実人口カバー率が99%を超えました。
FDD-LTE、TD-LTEの両方でキャリアアグリゲーションを展開
ネットワークで重要な「実効速度」を確保しています。
キャリアアグリゲーション対応基地局は関東一円に拡大。
その結果、iPhone 6sでも通信速度1位を記録しています。
発表された機種はAQUOS Xx2、AQUOS Xx2 mini、Xperia Z5、Lenovo TAB 2、Nexus 5X、LUMIERE 503HW、AQUOSケータイ、DIGNOケータイ、かんたん携帯9、SoftBank Airと……
キャリアとしてはソフトバンク独占で販売されるNexus 6Pです。
Nexus 5X/6P発売を記念し、新規ユーザーも既存ユーザーも「Google Play Music」が90日間無料に。
さらにHarman Kardonのスピーカープレゼントも実施されます。
続いてはサービス。なんと2016年3月からはPepperがお使いをしてくれます。
ソフトバンクカード対象店舗も10月9日から拡大。ポイント最大10倍キャンペーンも。
さらに病院代金をスマホで支払える「スマート病院会計」や……
IBM Watsonを活用し、健康寿命を延ばす「パーソナルカラダサポート」も提供されます。
発表をまとめるとこんな感じ。
◆質疑応答
フリー小山:
スマート病院会計やパーソナルカラダサポートは致命的な個人情報を扱うように思えるが、どう扱うのか。他社への情報提供は?
宮内社長:
データセンターのセキュリティを強化すると同時に、できるだけそのようなデータが外部に出ない工夫をしてやっていきたい。Watsonを利用した場合の懸念についてだが、匿名にした上でガンの情報をどんどん入れて使うなど、先進的な事例もあるので、セキュアに使いたい。他社への提供はない。
フリー石川:
ガラケーはいらないと言っていた気がするが、今回3機種ガラホを投入した背景は?PHSはやめる?
宮内社長:
ガラケー不要はメディアの方による誇張。スマホは素晴らしいが、ユニバーサルのサービスを提供している事業者として、フィーチャーフォンの需要に応える形で使いやすいモデルを提供させていただいた。
PHSは一時期、一生懸命頑張って伸ばしましたが、しかし携帯各社が通話し放題の時代になり、機器をサポートするベンダーも減少傾向。PHSを使っていただけるようサービスは提供するが、4Gや3Gに乗り換えていただきたいと考えているので、新機種はあまりないと考えてもらいたい。
フリー石野:
Nexus 6Pをソフトバンクから出した理由は?
宮内社長:
ワイモバイルはミッドレンジ、ソフトバンクはハイエンド中心のラインナップであるため。そろそろ批判を受けてきたiPhone片肺飛行ではなく、最新のAndroid 6.0を採用した6Pを独占的に出していくことでGoogleさんと合意した。
日経高槻:
今回発表会で御社はネットワークインフラの優位性を強調されていました。ネットフリックスなどの大容量トラフィックを生み出すようなサービスを積極的に押し出すと、ヘビーユーザー以外のデータ通信量も増大すると思われますが、料金に取り組むつもりはあるのか。トラフィックへの対処は4Gでさばける?
宮内社長:
ネットワークのトラフィックは毎年増えています。マイクロセル基地局で対応。新しいOSで高解像度の画面、そして動画となると通信量は増大する。そのためのSoftBank光やSoftBank AirをWi-Fiで使っていただくことをおすすめしていきたい。スマート値引きは競争政策上のものだけでなく、動画の楽しさを覚えてしまったユーザーへの措置でもある。
料金プランについては満足していただけていると思うが、将来に向かって検討していきたい。
ITmedia mobile:
通信速度の優位性を主張しているが、「通信の最適化」を無効にする手段の提供は考えている?
ソフトバンク:
通信の最適化は混んでいる場所で混んでいる時間帯に実施することで、ほかのユーザーへの影響を避けるものであって、日頃実施しているものではない。そのため有効・無効の選択肢は検討していない。
朝日新聞内藤:
総務省が検討を始めている、ごくわずかにデータ通信を行うユーザーに対して料金を下げる施策などは?
宮内社長:
現実に「月間1GBでいい」というユーザーに対しては、ワイモバイルのプランSを2980円で提供しています。大容量を使いたいというユーザーに対しても、簡単に使えるサービスを提供している。ANAに乗るかピーチに乗るかというように選択肢を提示していると思います。
産経新聞大坪:
Nexus 6Pを国内事業者で扱うことを発表したが、どのくらいAndroidに力を入れているのか。
宮内社長:
実は総合販売ではそんなに大きくないけれども、量販店の数字(ソフトバンクとワイモバイル合算)で見ると、Androidの新規のシェアは50%を超えて6割に達する勢い。Galaxyなども扱い始めて、ラインナップは増えてきた。新規では結構なシェアを取る状況にまで来ています。
朝日新聞出版:
AQUOSケータイは旧来のフィーチャーフォンという認識で構わない?
宮内社長:
今回発表されたモデルはすべてAndroidを使ったモデル。スマホライクなフィーチャーフォンです。
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