KDDIがLTEに新技術「SON」導入、基地局がエリアを自動調整して切断回避

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KDDIがiPhone 5に合わせて開始した次世代高速通信「au 4G LTE」に新技術「SON」を導入したことが明らかになりました。



千葉県の幕張メッセで本日から行われている「CEATEC JAPAN 2012」のKDDIブース。auのCMキャラクター・剛力彩芽さんが大画面モニターにでかでかと映し出されています。


そして「4G LTE」に関する展示。KDDIはLTEの電波が弱くなったことを検知すると3Gへ短時間で切り替える技術や、LTEのみの電波をチェックすることで省電力を実現し、タップしてから着信までの時間が約半分になる世界初の最新「CSフォールバック技術」などを導入。さらに2013年には112.5Mbpsへの増速も予定しています。


3Gとの800MHzのLTEとの速度を比較できる試験機も展示されており、速度を実感できますが、残念ながら画面は撮影不可。試しに6MB弱のファイルを双方でダウンロードしてみたところ、LTEでは7秒、3Gは20秒ほどで終了しました。


先日発表されたようにLTEの整備を大幅前倒し。年内に2GHz、1.5GHz、800MHzの3バンドでLTEサービスを展開することで、2012年度末の実人口カバー率は96%に。つながりやすい「プラチナバンドのLTE」を利用できるようになります。


そしてLTEに新技術「SON(Self Organizing Network)」を導入したことを告知。同技術は基地局側がユーザーの電波の届き具合を判断してエリアを自動調節し、エリアの境目などの通信が途切れやすいところで途切れないようにできるというもの。つねづね「つながりやすさ」を訴えてきたKDDIらしい技術と言えます。


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