【コラム】「毎日記事をお届け」のはずが年間たった5本、「Letibee Life」に見るLGBTメディアの難しさ

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ゲイ雑誌「Badi」が25年の歴史の歴史に幕を下ろすことが話題を集める中、「ニュースからコラムまで、これまでにないLGBTメディア」として精力的に記事を掲載し続けてきた「Letibee Life」に異変が起きています。詳細は以下から。

◆掲載本数激減でメディアとして成り立たない状態に
まず見てもらいたいのが、Letibee Lifeのトップページ。最新記事が6月24日更新の「ゲイライターが体験!LGBTフレンドリーな豪華クルーズ船の旅(後編)」で、実に半年近く新しい記事が投入されていません。

Letibee Life | ニュースからコラムまで、これまでにないLGBTメディア


今年入った記事をチェック。NPO法人パープルハンズ代表で行政書士の永易至文氏による老後のサバイバル技術記事が1月に2本載ったあと……


生殖医療や豪華客船クルーズといった、企業のPR色が強い記事が3本掲載されたのみ。


ゲイの社交場となってしまった銭湯を取材するなど、2017年までは更新頻度も高く、十分メディアとして機能していただけに驚きを隠せません。


Letibee Lifeについて毎日LGBTの「今」をお届けします!と書かれていた運営会社の公式ページ。毎日どころか年間5本という現状をどう認識しているのでしょうか。


なお、Letibee Lifeについては「バックに大手広告代理店が付いたことで、性的な表現などを含めた記事を掲載できなくなった」などのウワサも。メディア運営より企業向けLGBT研修サービスなどがメインになってしまったのかもしれません。

◆乱立するLBGT、ゲイメディアをチェックしてみた
順調に更新されていたように見えたにもかかわらず、突如メディアとしての機能を停止してしまったLetibee Life。そこで今回、Buzzap!編集部でLGBTないしゲイ向けメディアの現状をチェックしてみました。

まずは2012年から運営されていたLGBTコミュニティサイト「2CHOPO」から2017年に事業を引き継いだ「GENXY(ジェンクシー)」。LGBTニュースやエンタテイメント、ライフスタイルなどを中心にほぼ毎日記事を更新しています。


続いては2010年12月1日から個人で運営されている総合情報サイト「g-lad xx(グラァド)」。インタビューやイベントレポートなどを中心に記事を掲載しています。


ほかにもここ数年、LGBTメディアは乱立。「Rainbow Life」を除けば更新頻度は低めです。

LGBTメディア|Rainbow Life


MITOI-ミトイ-LGBT・セクシュアルマイノリティのための総合情報サイト


LGBTニュースならFlag(フラッグ)丨ビジネス情報、有名人インタビューサイト


最後に評論家、小説家の伏見憲明氏が経営するゲイバー「A Day In The Life」が運営している「アデイ onilne」。

中村うさぎさんやサムソン高橋氏をはじめとした「濃い」面々が執筆しており、ニュースサイトというよりはコラム集といったイメージ。広告募集中とされていますが、今後の運営のためにもせめてGoogleアドセンスなどを利用して欲しいところです。


乱立してはいるものの「大手」がほぼなく、マネタイズに苦心している媒体も見受けられるLGBTメディア。

「LGBT」という括りがぼんやりしすぎていて、満遍なく興味を引く話題を選びづらい、広告掲載に必要な「ターゲットの絞り込み」が難しいことなども原因かもしれません。

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