au、ドコモ回線の取り扱いやiPhoneは?格安SIM「mineo」のドコモプラン料金発表会まとめ

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ケイ・オプティコムが本日行った格安SIM「mineo(マイネオ)」のドコモプラン料金発表会のまとめをお届けします。

個人向けとしては初となるドコモ・auのマルチキャリア展開を実現した同社ですが、2つの回線をどのように取り扱っていくつもりなのでしょうか。詳細は以下から。

本日行われた発表会では、株式会社ケイ・オプティコム モバイル事業戦略グループ グループマネージャーの津田和佳氏が登壇しました。



◆史上最多の対応端末数になるmineo、料金はドコモ・au同額に
au・ドコモ回線を採用した「マルチキャリアMVNO」として展開するにあたって、9月以降、mineoではさまざまな選択肢が提示されるようになります。



その目玉が「ドコモプラン(Dプラン)」。月間500MBプランの場合、データ通信のみなら月額700円、音声通話サービス付きでも月間1400円で利用できるようになります。


さらに9月1日からauプラン(Aプラン)も値下げ。なんとデータ通信のみのプランではドコモ・auとも同じ料金になります。

音声通話サービス付きプランの場合、auが90円ほど安くなります。


ドコモ・auともどもMNPへの切り替えがコールセンターに電話をかけるだけで、1時間程度で開通するように。


マルチキャリア対応でauスマホ約50機種、ドコモスマホ約200機種(いずれも動作確認済み機種)とSIMフリースマホが使えるようになるため、mineoは名実ともに使える端末が最も多いMVNOとなります。


mineoユーザー内でのキャリア変更は2000円。好きなタイミングで、自分の使いたい機種に合わせたキャリア変更ができるわけです。


「複数回線割」「家族割(最大5回線)」では、各回線ごとに毎月50円が割り引かれるようになります。


パケットシェアやパケットギフトによって、au・ドコモ回線どころか家族関係なくパケットを分かち合えるなど、とにかく自由度が高くなる点が特徴です。



◆既存ユーザーのドコモ回線移行も無料、mineo史上最大のキャンペーン
さらに「mineo史上最大のキャンペーン」として、本日から10月31日まで新規契約者向けに6ヶ月間の基本使用料(1GBコース分・800円)が無料になるほか、ドコモプラン(Dプラン)を先行予約すると3ヶ月、auプランでAQUOS SERIEセットを申し込むと24ヶ月間にわたって基本使用料無料期間が延長されるなどの割引も。

既存ユーザーに対しては、キャリア変更1回分の手数料が無料に。つまりドコモ回線への切り替えが無料でできるわけです。


◆2020年に向け、海外渡航者や訪日外国人向けSIMも提供


こちらは海外渡航者向けサービス「mineo 海外用プリペイドSIM」。


中国、香港、台湾、韓国、タイ、アメリカ、ヨーロッパ限定(国をまたいだ容量引き継ぎは不可)でお得に使える「データパックチャージ」、複数の国を横断して利用できる「従量チャージ」の2種類が提供されます。


有効期限はありません。


こちらは訪日外国人向けの「Prepaid SIM for Japan Travel」。


◆「必要なものを、必要なだけ」がmineoのコンセプト
MVNOに関する知識が深まるほか、ユーザー同士の互助も可能なファンサイト「マイネ王」を通し、ユーザーとmineoスタッフがサービスを作り上げていく取り組みも。



◆質疑応答
日経BP金子:
・足元の契約数、どう受け止めているか
・料金設定のねらい(ドコモ・au横並びの理由は?)
・6ヶ月割引のねらいは?縛りがあった当時とは趣が変わった?
・iPhoneは使えるようになったのか

ケイ・オプティコム:
契約数は7月末現在で8万超。最低利用期間撤廃で解約も増えたが、それ以上に申し込みが増えている。iPhoneの問題で解約が増えると思ったが、想定(計画)通り。値下げの狙いは今後マルチキャリアとなるため、家族の中で違うキャリアを持ち続けている場合などに対応できるようにすること。

auとドコモを合わせるか別々にするか、社内で議論があったが、パケットシェアなどを考えるとキャリアごとで単価を変えられないため、パケットプランについては揃えた。6ヶ月割引のねらいは、我々としては使ってもらえると十分良さを分かってもらえるようになったため。

iPhoneの進捗については今も検証中。プロファイルを変えることで使えるものと使えないものがでてきている。iPadは使えているが、iPhone 5s/5cに書き換えたプロファイルを入れると、しばらくするとつながらなくなる・不安定になるなどの症状が判明している。iOS 9を待って可能なものは公表していきたい。現時点での取り組みはこのような状況ということで、しばらくお待ち頂きたい。

フリーランス石野:
au向け回線専業の時は端末も一緒に発表されていたが、ドコモ向け端末は?
海外SIMの仕組みは、どこかの事業者と提供したもの?

ケイ・オプティコム:
端末については正直に言うと間に合わなかった。年内には新端末、セット端末として発表できるのではないか。海外SIMについては、アイルランドのキュービックテレコムと提携することで、海外に渡航する日本人の8割をカバーするサービスを提供しております。

時事通信橋本:
1枚のSIMカードでau、ドコモを利用できるサービスを提供していくという話だったが、進捗状況は?

ケイ・オプティコム:
将来的には「1枚のSIMカードで電波の強いキャリアをキャッチするようにする」という告知をさせていただきましたが、今は必要なものなどを検討している段階。関係各省への働きかけも必要であるため、どういったやり方をすべきかを模索しています。

フリーランス法林:
ドコモ、auのSIMをやりつつ、別個に海外向けのSIMカードを提供していくということだが、1枚のSIMカードで国内・国外両対応できるような施策は考えているのか。

ケイ・オプティコム:
海外用SIMについてはデータ通信のみです。我々のサービスにLaLa CallというIP電話サービスがあるので、国外から国内への音声通話もできる。日本では「SIMを差し替える」という習慣がまだないが、オリンピックで国内外の人の行き来が活発になり、そのような習慣が定着する数年後をにらんでサービスを提供していく考え。

◆気になるドコモ・au回線の取り扱い、mineoの今後は?
マルチキャリア対応を実現するものの、店頭でのドコモ・au回線の薦め方などがどうなるのか気になるところですが、ケイ・オプティコムの津田氏が報道陣に対して明かした内容は以下の通り。

・ドコモ、au回線の店頭での薦め方は?
→高速通信を求めるならLTEのカバーエリアが広いauを、山間部などでも繋がる必要があるならドコモ回線を薦める方針。

・ソフトバンク回線も取り扱う?
→「au、ドコモ……とくればソフトバンクも」という考え方もあるが、現時点ではまだ交渉もしていない状態

・ドコモ回線はMVNE(MVNO参入をサポートする事業者、iiJなどが有名)を介した提供?
→MVNEは介していない

・iPhoneは?
→iPhoneはKDDI、Appleと交渉し、提供に向けた準備を進めてきた。今回他社の情報から得たプロファイルで対応を進めているが、手応えと諦めないといけない部分が見えてきた。

・最安競争に加わる?
→業界最安値は追わず、品質を追求したいと考えている。特に昼間の通信速度が課題で、巨大掲示板で叩かれた経緯もある。コストもあるが設備増強を進めている。

・eoモバイルについては?
→mineoに経営資源を振り向けていくことも含めて、議論を進めている

・VoLTEは?
→従来はサービス開始を検討中だとしてきたが、KDDIと調整を進めており、11月にはサービス開始できる見込み。

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